って、思いませんか?
春といえは、芽吹きとともに始まる新しい命の気配。桜が咲き、そしてあっという間に散っていく儚さに、諸行無常を感じる季節。別れと出会いが交差し、移ろいゆく時間に胸が締めつけられるような春の空気。
そんな余韻もなく、いきなり夏
夏といえば、たっぷりと汗をかいてデトックスされるような清々しさ。冷えたビールと枝豆が格別においしく、思いっきり泳いで、スイカを食べて、昼寝する幸せ。夜の花火、早朝の澄んだ空気、朝日が昇る前のマジックアワー。命がギラギラと燃えるような情熱に包まれる。
なかなか来ない秋
秋風が吹くと、なぜか山に「おいで」と呼ばれているような気がする。不思議な懐かしさとともに、紅葉や枯れゆく葉の美しさに、和の心を感じる。どこか心が落ち着く季節。そして、「あぁ、もうすぐ一年が終わるんだな」と振り返りたくなる食欲の秋。
早く家に帰りたくなる冬
冬、雪が舞い、あたり一面が銀世界になると、そこはもう非日常。スキーやソリ、テントから顔だけ出して見る雪山の朝日、ギュッギュッと雪を踏む音。凍てつく空気の中に、透明な静けさと神聖さがある。普段は登れない山に登れるのも、この季節のご褒美のよう。
春夏秋冬、一巡して螺旋階段のように昇る
五感で感じる四季の営みを、私はこれまで何度も繰り返し味わってきた。あと何回、この季節の彩りを感じれるのだろう。そう思うと、次にやってくる季節も、いま目の前にある時間も、より一層しみじみと、大切に味わいたくなる。
暑くてやだな〜に心失うよりも、だから楽しめるワクワクに胸躍らせて!
季節のかけらを、一つひとつ、丁寧に感じながら過ごしていきたい。
今日お休みの人は、楽しくゆったりと
お仕事の人はそれを楽しんで!
行ってらっしゃい✨