フランスの劇作家アルマン・サラクルーは、こう言いました。
「判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する」
少し皮肉にも聞こえますが、人間らしい、どこか愛おしいサイクルです。
そして、私たちが生きるこの人生も、
実は「判断力・忍耐力・記憶力の欠如」から、面白くて切なくて、でも心がときめくような、かけがえのないドラマが生まれているのかもしれません。
つまり――
考えすぎず、我慢ばかりせず、過去は水に流して、映画を観るように、いまという時間を楽しむこと。
それが、人生をハッピーエンドに導く秘訣かもしれません。
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考えすぎると、リスクを恐れ、枠に収まり、何も変わらない。
だから「面白いこと」も起きない。複利の奇跡も生まれない。
我慢ばかりしていると、「今じゃない」と言って夢を先延ばしにしてしまう。
でも、そろそろ受け取ってもいい。
ずっと頑張ってきたのだから、自分を大切にしてもいい。
過去に執着すると、目の前の景色さえ「過去」という色で染まってしまう。
青い今に赤い過去が重なると、怖くて前に進めなくなる。
だから、過去は反省して終わり。
水に流して、心の部屋を掃除すれば、そこにまた新しいトキメキがやってくるのです。
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人生は、必ずハッピーエンドに向かっている。
日々の出来事に一喜一憂しながらも、
それをおもしろがって、翻弄されて、
ときには主人公になりきって、思いっきり楽しんでください。
人生にトキメキを、日常に感動を。
“Be the wave, Be the wonder”