結婚して今年で10年。

あっという間だったような、いろんなことがありすぎたような。

ふたりでゼロから何かを作っては、次へ次へと進んできた感じです。

最近、妻がぽつりとつぶやきました。

「私の本当にやりたいことって、これなのかな?」

彼女はバレエ教室を中心に、ピラティスのレッスン、大学での講義、自分自身も踊りながら、会社をつくってバレエ公演をプロデュース。さらには地方でフェスを主催したりと、かなりパワフルに動いています。

やることには全部意味があるし、やりがいもあるし、ちゃんと収入にもつながっている。だからやっている。

でもその裏には「本当にやりたいことでないと意味がない」という、ちょっとした“こだわり”というか、“縛り”のような気持ちも見え隠れしています。

それを聞いて、自分にも問いが返ってきました。

「じゃあ、自分はいま“本当にやりたいこと”をやってるのか?」

仕事は…50%くらい。

サーフィンも…50%くらい。

でも、不満があるわけでもないし、そこそこ楽しい。

それでいいんじゃないか。

何か一つの「これだ!」というものに人生を捧げる生き方もあるけど、

そこそこ楽しいこと、

まあまあ好きなことを、

『目いっぱい楽しんで生きる』のも悪くない。

それって、結構しあわせじゃないかなと。

「本当にやりたい”こと”は何か?」って、そんなに大事じゃないのかもしれない。

楽しくて、ちゃんと生活が回ってて、人とのつながりがあって。

それだけで、もう十分だったりする。

肩の力を抜いて、そんなふうに思えるようになった10年目です。

夏休みの計画はもう立てましたか?

まだ見ぬ世界を見に行くのもいいかもしれません♪